市長定例記者会見概要(令和4(2022)年3月1日)

市長定例記者会見(令和4(2022)年3月1日)のお知らせ

記者に説明する柏崎商工会議所一般建設部会の部会長の池田氏
i-都市交流会議2022発表資料を説明する都市計画課の新沢主事

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

新型コロナワクチンの小児接種が始まります

5歳から11歳の接種が、3月7日から始まります。対象者は約4,200人で、接種会場は小児科医の村井こどもクリニック、柏崎総合医療センター、元気館の3カ所です。柏崎総合医療センターと元気館は刈羽村のお子さんも受け入れます。現在11歳で、誕生月が4月の方の予約を2月28日から開始しました。5月の方は3月2日から、6月以降の方は3月5日から、5歳から10歳までの方は3月6日から予約を開始します。接種は、村井こどもクリニックで3月7日から、元気館で3月13日から、総合医療センターで3月14日から開始します。使うワクチンはファイザー社製の小児ワクチンです。昨日から予約を開始した対象者47人のうち、すでに28人、59.6パーセントの方が予約済みです。

18歳以上の方の3回目接種状況をお知らせします。2月27日時点で、65歳以上の対象者27,720人のうち、接種済みの方が8,853人、31.9パーセントです。65歳以上で3回目接種を希望される方の接種は、3月中におおむね終了する予定です。

18歳から64歳の対象者約42,000人の方々は、順次接種を進めています。接種済みは約3,700人、9パーセントほどです。また、高校3年生で8月、9月に接種された618人の方のうち、3回目接種を予約済みの方は416人、67.3パーセントです。加えて、保育士、児童クラブ支援員、介護関係者、タクシー運転手、警察関係などの方は優先接種とさせていただいています。

併せて、建設業の方々を含めた柏崎版の職域接種を3月5日から開始します。これは3回目接種で、対象は約3,400人です。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-20-4211)

市と柏崎商工会議所などが共に人材確保に取り組みます

今いろいろな業界で、コロナの影響を含めて、人材確保に非常に難渋しているという声を聞いています。特に今回は、建設・建築業関係からの声を伺い、私共も柏崎商工会議所と連携しながらなんとか人材確保したいと手を携えているところでです。

本日は、柏崎商工会議所の総合建設部会と一般建設部会の会長からお越しいただきましたので、それぞれお話を賜ります。

 

総合建設部会部会長 株式会社阿部建設 阿部尚義代表取締役:私共は建設関係の皆さんと一緒に自助努力してきました。私共45社ほどいるのですが、1社も欠けることのないように産業を支えていこうという志の下、このような経済情勢の中でも生命と財産を守っている産業だと自負しています。このような気持ちの中で、自分たちのお金を出し合って、4年ほど前に今皆さんにお配りしたカードを作り、動画も製作しています。市からもご理解いただき、採用関係の予算を付けていただいて、ホームページや情報誌作成の補助をしていただきました。柏崎市に人材を呼び込もう、人材が流失しないようにしていこうと取り組んでいるところです。

大都市にばかり人が集まってしまっているのが実情だろうと思います。日本全国、地方の中小零細のまちや自治体があると思いますが、こういうまちはこういうまちなりにいろいろな方から力をいただいて、情報発信しながら地方都市が生き残る自助努力をしていきたいと思っています。

 

一般建設部会部会長 有限会社池田工務店 池田民樹代表取締役:今ほど市長や総合建設部会の阿部会長が言われたとおり、私たち建設業界は人材確保などに難儀をしています。それと共に、コロナ禍での資材の高騰、または資材が調達できずお客さまにご迷惑をお掛けしているような状況です。早くコロナが終息してほしいと願っています。

柏崎の職人がどんな仕事をしているのか、人材確保なども含めながら、いつもなら市民の皆さんから集まっていただいて、企画をしながら一緒に職人の技などを見ていただいていますが、コロナ禍でなかなかそういうイベントもできませんので、ウェブで柏崎の職人がどんなことをしているのかという放送を始めました。これからいろいろな職種の職人に参加していただけると思いますが、柏崎には元気もありますので、行政からもお力添えをいただきながら、建築業界もますます発展していければと思っています。新年度も快適リフォーム事業というかたちで、柏崎市は他の市町村より多い額の補助金が出ますので、好評です。これらや人材確保などを含めながら、これから邁進していきたいと思います。

(主管:産業振興部 電話番号:0257-21-2334)

「冬の米山(五輪山)からの贈り物」―柏崎産米、農産品特産品を限定販売

昔から米山のことを五輪山と呼ぶというところもありますが、冬の米山、五輪山からの贈り物ということで、米山プリンセスに加えて農産加工品を限定販売させていただきます。JA柏崎、北条商工会、高柳商工会、西山町商工会協力の柏崎農産品推奨実行委員会が販売します。今回は「にいがたの名工」で杜氏の平野さんが原料を柏崎産にこだわって作ったあまざけはまたろうもセットに入っています。アルコールが入った春の夢セットが200セット、ノンアルコールの春祭りセットが50セット、合わせて250セット販売します。販売価格は送料込みで3,000円です。通常価格のほぼ半額ですので、これを機会に多くの方から米山プリンセス、西山コシヒカリビール、こしいぶきの網代焼、石塚酒造のかめぐち酒、高柳のふふ豆、あまざけはまたろうなどをご賞味いただきたいと考えています。

(主管:農政課 電話番号:0257-21-2295)

春の訪れを見タイ!食べタイ!感じタイ!―1日限定「桜姫弁当」

県内でもトップクラスのタイの水揚げ量を誇る柏崎市ですが、春先が一番おいしいと言われている旬の桜鯛と米山プリンセスをコラボレーションした桜姫弁当を鮮魚商組合の方々のお力添えを得て販売します。3月27日に大崎雪割草の里のセンターハウス内で販売します。大崎雪割草の里で雪割草を見ていただきながら、この桜姫弁当をお買い上げいただければありがたいと思っています。本来であれば、この大崎雪割草の里では雪割草まつりが開催されているところですが、コロナ禍で残念ながら中止になりました。同じく西山町地内の伊毛という地域にはツバキがあります。高内山のカタクリはちょうど見頃です。西山町地内の雪割草、ツバキ、カタクリと花めぐりしていただきながら、このお弁当をお楽しみいただければと思っています。

大崎雪割草の里は3月5日から開園します。入園料は大人400円、子どもは小学生以下が無料です。広報かしわざきの3月号で西山地区の花も含めていろいろなスポットを紹介しますので、このお弁当を持ってドライブしていただければありがたいと思っています。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

3年連続!本市職員がi-都市交流会議で優秀賞を受賞

今回受賞したのは都市整備部都市計画課主事の新沢凛です。3年連続で本市職員が優秀賞を取っています。新沢から今回受賞した発表の説明をしてもらいます。

 

都市整備部都市計画課主事 新沢凛:昨年9月9日から内閣府主催の都市構造可視化研修に参加し、町の形状や課題を三次元でGoogle Earthの地図上で表示する技術、都市構造可視化を学びました。そして、2月11日から18日にWeb上で開催されたi-都市交流会議2022に参加し、参加自治体34人の中から3人の優秀賞に選ばれました。そこで発表した内容を抜粋して、スクリーンを使って概要を説明します。

タイトルは「私たちは“まち医者” まちを的確に診断し、市民と一緒に暮らし続けられるまちを目指します!」で、都市計画に関わる人をまちの医者に例えました。まちの診断には都市構造の可視化が有効です。こちらの図は、都市構造可視化を使ってGoogle Earth上に書き出した柏崎の三次元の町です。当市税務課が管理している税務情報から、建物の特性を持った三次元の町が出来上がります。税務情報では建物の用途、階数、構造種別、建物の形などがあります。このように、建物の色が住宅や工場などの用途を表し、一目でどのようなまちか分かるようになります。

また、将来の担い手の育成として鏡が沖中学校から地域学習の授業の依頼を受けた際に、この都市構造可視化を使って柏崎のまちを知る授業を行いました。昔の航空写真と今の航空写真を見比べたり、二次元ではなく三次元で人口の経年変化を表現したりしました。子どもたちも自分の住んでいる場所や学校が地図で分かるので、より興味を持って話を聞いてくれました。新潟工科大学の2年生にも、令和2(2020)年度から継続して行っている都市計画演習の授業を行いました。市外から入学した生徒も多いので、自分のまちがどういうまちなのか、iPadを使って都市構造可視化を自分たちで使いこなせるような授業を行い、最後に自分のまちの特徴や課題について発表してもらいました。今年度からは3年生にも授業を行いました。3年生は都市構造可視化のスキルを昨年身に付けているので、その応用編ということで、柏崎の防災まち作りをグループワークで考えてもらい、3班に分かれて発表してもらいました。学生たちの授業や市民の方々と現場でこの技術を使ったことや、まだ馴染みのない都市構造可視化という技術をどのように使えば有効なのか、具体的な活用方法を他の自治体に先立って発表したことが今回評価していただいた点だと思います。

 

市長:3年連続でこのような賞を受賞することは、柏崎市にとっても非常に名誉なことです。

(主管:都市計画課 電話番号:0257-21-2298)

広報かしわざきを横書き・左開きにリニューアル

広報かしわざきは、いろいろなリニューアルを重ねてきました。柏崎市の広報第1号は昭和28(1953)年に発行されました。当時の市長は洲崎義郎さん、編集発行者は月橋たかしさんです。月橋たかしさんは柏崎の水道の管理者であり、柏崎の水道をここまで発展された、柏崎の水瓶であるところの谷根ダム、赤岩ダムを作られた中興の祖のお一人です。この広報第1号から70年余り経って、皆さんのニーズ、見やすさを考えると、数字やアルファベットが並べられることも多くなってきましたので、横書き、左開きのスタイルにリニューアルします。横書きの誌面イメージは資料のとおりです。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

大好評の「柏崎の花-Spring Collection-」を動画で堪能!

「柏崎の花—Spring Collection—」が2月11日から23日まで行われました。入場者数は2,100人を超え、市展を遥かに超える入場者数となりました。改めて芸術の力、皆さんが持ち寄ったアートの力を実感しました。会場に行けなかったという声もいただきましたので、展示の概要を撮影し、YouTubeの公式チャンネルで公開します。3月10日から公開しますので、雰囲気を少しの間味わっていただければと思います。

(主管:図書館 電話番号:0257-22-2928)

行事予定

イベント

  • 大崎雪割草の里開園
    (主管:西山町事務所 電話番号:0257-47-4001)
  • 2023柏崎・刈羽・出雲崎 大学生等企業説明会
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • 水球写真展inイオンモール新潟南
    (主管:水球のまち推進室 電話番号:0257-41-4020)

  • 第8回全日本ジュニア(U17)水球競技選手権大会―かしわざき潮風カップ
    (主管:水球のまち推進室 電話番号:0257-41-4020)

  • じょんのび村の春空2022
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

  • きのこの四季を見る会
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • ロビーコンサートinアルフォーレ
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下の通りです。

  • 新型コロナワクチンに関する質問
  • 新型コロナウイル感染症のまん延防止等重点措置に関する質問
  • 原発6号機大物搬入建屋の杭の損傷に関する質問
  • 施政方針での東電への見解に関する質問
  • ブルボンKZの志水祐介選手の引退に関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2022年03月10日