STOP! 猫の多頭飼育崩壊!

STOP!多頭飼育崩壊の猫

多頭飼育崩壊とは、飼い主の飼育できる範囲を超えて繁殖し、適正に飼育できなくなる状況のことを言います。

多頭飼育崩壊の状態になると、飼い主だけでなく、ペットや近隣住民の生活にもさまざまな悪影響を及ぼします。

多頭飼育崩壊の原因

猫は繁殖能力が非常に高い動物です。多頭飼育崩壊の主な原因は次のとおりです。

  • 不妊去勢手術をしないことによる繁殖
  • 外猫への餌やり
  • 増殖した猫による経済的、体力的な負担の増大
  • 飼い主の孤立

多頭飼育崩壊の影響

飼い主本人への悪影響

  • 不衛生な環境で生活することにより、体調不良や病気のリスクが高まる
  • 餌やトイレ用品などの費用がかさみ、経済的な負担が増える
  • 近隣住民との関係が悪化し、地域から孤立する

ペットへの悪影響

  • 感染症の発生
  • 飢餓やストレスによる共食い
  • 近親交配のリスクにより、先天的な異常を持った個体が生まれる

周辺の生活環境への悪影響

  • 悪臭や騒音の発生
  • ねずみ、害虫の発生
  • かみつきなどによるけがの発生

多頭飼育崩壊にならないために

不妊去勢手術を最優先で行いましょう

不妊去勢手術のメリットとして、子猫が生まれないことはもちろん、一般的に次のことが言われています。

  • スプレー行動(マーキングの一種)をしなくなる
  • メスの発情期特有の大きな鳴き声を出さなくなる
  • 高齢になった際の生殖器系の病気にかかるリスクが下がる

飼い主のいない猫の不妊去勢手術の助成

新潟県が、飼い主のいない猫の不妊去勢手術に要した費用の一部を補助しています。
詳しくは、次のページをご覧ください。

室内で飼育しましょう

今どきは、完全室内飼育が理想とされています。

家の中にトイレと立体的な運動ができる場所を用意すれば、猫も家の中で飼うことができます。家の中で飼えば、交通事故に遭ったり感染症にかかることもなく安全です。

最後までしっかり面倒が見れるか考えましょう

多頭飼育崩壊は高齢の方に多い傾向があります。体力的、経済的に最後まで面倒を見られるかどうか、しっかり考えましょう。

困ったら関係機関に相談しましょう

困った時や猫のお世話ができていない人を見つけたら、関係機関に相談しましょう。

相談先

新潟県動物愛護センター
  • 電話番号:0258-21-5501
新潟県柏崎保健所衛生環境課(柏崎保健所)
  • 電話番号:0257-22-4180

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民課 市民窓口係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館1階
電話:0257-21-2200/ファクス:0257-21-2528
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更新日:2025年10月16日